こんにちは。
今回はシェアハウスのルールについて書いてみたいと思います。
シェアハウスでは共同生活ですから、ルールについてはしっかりと明文化しておく必要があります。
さらに言うと、ルールは守られていないと意味がありません。
ですから、ルールがちゃんと守られているか、
もし守られていない場合は誰が破っているのか、
ルール破りが発覚した場合の対応はどうしているか、
これらもしっかりと決めておく必要があります。
目次です
シェアハウス運営のカギはルールにあり!?
「シェアハウス運営のカギはルールにあり!?」なんて書いてみましたが、これは本当です(笑)
正にシェアハウス運営のカギはルールですね!
ルールに関しては、契約書に全て記載することはできません。
ですから、契約書とは別にルールに関する書類を作っておくことをお勧めします。
・利用細則とは
私のシェアハウスでは約30項目にわたるルールを利用細則という名前の別紙で作成してあります。
この利用細則は契約時に入居者と読み合わせを行い、お互いに確認、合意したうえで入居を認めています。
ですので、位置づけとしては特約のようなものです。
それくらい細かく記載しないとシェアハウスでは運営に支障が出てしまうと判断しています。
それでも守られないことも多々ありますので、「どうやって守ってもらうか」という対策も必要です。
シェアハウスの生活を守る3つのルールとは?
では、シェアハウスではどんなルールが必要なのでしょうか。
1.制限事項
制限事項は主に一定の条件下で使用してもらうものになります。
具体的には時間の制限や音の制限などです。
例を挙げると、
・洗濯機や乾燥機の利用時間
・テレビの音量の制限
・個室での音楽や電話の声の制限
・リビングでのイベント時間の終了時間 などです。
基本は深夜や早朝などに他の入居者の迷惑となるようなことに関することが多いです。
ただし、私のシェアハウスではバスルームの使用に関しては制限を設けていません。
理由は生活パターンの異なる入居者も多いので、バスルームに関しては24時間いつでも利用しても良いことにしています。ただ、他の入居者の迷惑にならないようお願いしています。
2.禁止事項
禁止事項はシェアハウスでは行ってはいけない事になります。
禁止事項はシェアハウスの形態により変わると思います。
例を挙げてみましょう
・異性の立ち入り禁止
私のシェアハウスは女性専用なので、男性の立ち入りは禁止です。
・知人、友人の宿泊禁止
ペースの問題から知人、友人の宿泊も禁止としています。
・ペット禁止
ペットに関しても種類を問わず禁止しています。
ただ、ペットと住めるシェアハウスというコンセプトのある物件もありますから、その辺りは各物件の特徴に合わせてください。
・敷地内禁煙
私のシェアハウスでは禁煙に関しては、屋内のみならず、敷地内を禁煙としています。
これは敷地で喫煙をされると、近隣の方に迷惑がかかり、トラブルになる可能性が高いからです。
3.約束事項
約束事項はシェアハウス内で守ってもらう約束や契約上の約束事項です。
例を挙げてみましょう
・ゴミ出し当番
ゴミ出し当番はシェアハウスによってだいぶルールが異なると思います。
私のシェアハウスでは入居者に一週間交代で自分たちでやってもらいますが、他の物件ではゴミ出しも管理会社が対応してくれるところもあります。
・家賃等の振込日時
私達オーナーにとっては一番大事ですが、家賃等を振り込みにしている場合には、指定日までに振り込んでもらうのは大事な約束事項です。
私のシェアハウスでは原則口座振替にしています。
・共用部の利用規約
共用の食器類は、使用したら必ず洗って食器乾燥機で乾かし、所定の場所にしまうなどです。
その他エアコンや照明器具は使い終わったら必ずスイッチを切るなど、シェアハウス内の環境維持のために決めておく約束事項が多いです。
ルールを守らない入居者の対応は?
このようにシェアハウスでのルールをしっかり決めてはいるものの、どうしてもルールを守らない人は出てきてしまいます。
それはあまり共同生活に慣れていなくて、うっかり忘れてしまうような人もいれば、全くの確信犯でルールを守らない人もいます。
特に後者の場合には毅然とした対応をとることが大事です。
そのような場合の対応に関しては、 「不良入居者を退去させたい時はどうすれば良いの?」 のパートで詳しく書いているので是非参考にしてくださいね。
まとめ
さて、今回はシェアハウスのルールについて書いてきました。
シェアハウス運営のカギはルールにあり!と言ってもいいほど、ルールは大切なものです。
特に共同生活においてはしっかり守ってもらうことで快適な環境が維持されます。
ルールに関しては、3つの事項があります。
・時間や音の大きさなどに一定の基準を持たせる制限事項
・シェアハウスの中ではやってはいけないことを規定する禁止事項
・シェアハウスでの生活や契約上しっかりと守ってもらうことを規定する約束事項
この3つの事項についてあなたのシェアハウスでもガイドラインをつくり明文化しておくことが大切です。
最後に、ルールをつくってはいるのだが、守らない入居者がいる場合、この時はちゃんとルールを守ってもらうよう指導することが大切です。
そして特に確信犯の場合には毅然とした態度で対応することが大切です。
毅然とした対応をとり、そのような入居者を排除することで善良な入居者を守り、シェアハウスの快適な環境を維持することができます。
シェアハウスのルールについては、最初に決めたらそれで終わりということではありません。
シェアハウスの状況により変化していく可能性もあります。
そのような場合には、入居者の意見を聞きながらより良いものに変更していくことも必要です。
そのためには日ごろからオーナーであるあなたが、入居者とコミュニケーションをとれていることが大切です。
その辺りも意識していきましょう!