こんにちは。
あなたは「ホームステージング」という言葉を聞いたことがありますか?
もともとはアメリカで生まれた不動産販売の技法のひとつで、簡単に言うと家具や小物類でお部屋を演出する事の事を言います。
では何故このホームステージングのことを書こうとしているのかと言うと、最近不動産業界ではホームステージングがちょっとしたブームになっているからです。
その理由は見学者の成約率を格段にアップさせる手段となっているからです。
そしてシェアハウスにおいてもこのホームステージングで成約率を向上させることができます。
ということで、今回はホームステージングについて書いてみたいと思います。
目次です
ホームステージングって何? 生まれた背景は?
先ほども書いたようにホームステージングとはアメリカの不動産販売の技法のひとつです。
アメリカではまだ住民が住んでいる中古住宅を販売するときに、あまり汚いと売れないので、見学時に家の中を綺麗にして良い印象を与えるようにしたそうです。
そこから家(ホーム)を演出する(ステージング)という発想が生まれ、新築物件についても行われるようになったとのことです。
日本では以前はほとんど導入されていませんでしたが、最近は日本でも新築、中古物件でも導入され、賃貸市場においても成約率を上げるためにホームステージングの技法を導入し始めたという経緯があります。
賃貸市場でも目的は同じで、見学頂く方にそのお部屋での暮らしを具体的にイメージしてもらうことです。
ホームステージング導入において先駆者的なHさんによると、「ホームステージング」とは秋部屋に家具屋小物類を適切に配置して、上質な生活感を「演出」し、その物件のもつ魅力を最大限に引き出すことで、ただの装飾ではなく、演出する事と定義しています。
ホームステージングの必須アイテムは「○○!」
ではホームステージングで必ず行わないといけない必須アイテムは何でしょうか。
以前、私も賃貸物件を見学した時にびっくりしたことがありました。
それは・・・
照明器具が付いていなかった ことでした。
今ではほとんど照明器具は取り付けられている場合が多いですが、設備ではないので入居が決まると取り外されていますね。
この延長で考えると、ホームステージングに必須なものはズバリ「照明器具」ですね。人間は明るさには敏感に反応します。
やはりお部屋に入った時に、薄暗いお部屋よりも明るいお部屋のほうが印象は絶対良いですよね!
ということでまずは照明器具が必須になります。
お部屋の照明器具に使う電球は暖色系で温かみのある「電球色」にするのが基本だと言われています。
私のシェアハウスの個室でも照明器具はまさに電球色の電球を使っています。
シェアハウスの個室は大抵の場合ベッドやテーブル、椅子などが備え付けられています。ただ、ベッドフレームだけだと、結構そっけないイメージに見えてしまいます。
そこで、布団セットで生活感をイメージしてもらうことも大切です。
布団カバーを変えるだけでイメージが全然変わります。
この辺りは、お部屋にどのようなコンセプトを持たせるかを考えながら布団カバーなども選んでみましょう。。
テーブルの上も、何もないとちょっと寂しい感じがします。
この場合には、小物類をいくつか用意するのが良いです。
例えば小さめの観葉植物や鉢植えのお花、花瓶などを置くことでおしゃれ感がでます。
ポストカードを額縁入れて飾っておくのもいいですね♪
私のシェアハウスの個室は広さ的には狭いほうです。
ですので、あまりたくさんの小物類を置いてしまうとかえって狭く見えてしまうのでその辺りは注意しています。
ちょっとしたことですが、壁紙にグリーンのシールを貼ったり、ポストカードを置いたりしてアクセント的な感じを出したりしています。
ホームステージングを行う上でのポイントは?
では、ホームステージングを実施する上で注意する点などいくつかのポイントを挙げておきます。
・生活のニオイには要注意!!
見学時のニオイって気になりますよね。
特に排水口やトイレからの臭いがしたら即アウトです!
基本は無臭が望ましいとされていますが、私のシェアハウスのように女性専用などの場合には芳香剤とかの香りは好まれます。
あなたの物件に合わせて確認しましょう。
・照明器具は必須アイテム
先ほども書きましたが、照明器具は必須アイテムです。
基本は電球色にしましょう。
そして、見学の時に明るすぎて困ることはありません。
照明器具はすべての箇所を付けておいて見学してもらうことが大切です。
・小物類を上手くアレンジ♪
こちらも前述しましたが、テーブルの上などはうまく小物類を配置してオシャレに演出します。
ただし、あまり置きすぎるのは禁物です!
・お部屋に入って最初に見える景色を大切に!
シェアハウスの個室ドアを開けた瞬間、最初に目に入る景色を大切にしましょう。
小物に加えて、色彩にも気を使うと印象も変わります。
見学者の心に、いかにそのお部屋を印象付けてもらうかが大切です。
これらのポイントを意識しながらホームステージングを楽しんでみましょう。
最後に大事なことをひとつ。
それはお金をかけすぎてもいけないということです。
あれもこれもと飾り付けてしまうと、かえって逆効果になりかねません。
ですので必要最小限の予算でうまくホームステージングを行っていきましょう。
まとめ
今回はホームステージングについて書いてみました。
ホームステージングはアメリカで生まれた技法で、見学者にそのお部屋での暮らしを具体的にイメージさせるための「演出」です。
ホームステージングでの必須アイテムはズバリ照明器具です。
人間は明るさには敏感です。基本は暖色系の電球色としましょう。
またシェアハウスの個室はベッドとオシャレは布団カバーなどで生活感をだしてみるのも良いですね。
テーブルの小物類も必須アイテムの一つです。
多すぎず、綺麗に演出しましょう。
チェックポイントとしては以下の事を気を付けましょう。
・生活のニオイには要注意!!
・照明器具は必須アイテム
・小物類を上手くアレンジ♪
・お部屋に入って最初に見える景色を大切に!
これらのポイントを意識しながら、必要最低限の予算でホームステージングを楽しんでみましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。