こんにちは。
シェアハウスはアパートやマンションなどと一緒で入居前には見学をする方がほとんどです。
外国の方は見学と同時に入居することもありますが(;^_^A

ということで、今回はシェアハウスの見学案内はどうすればよいか、について書いてみたいと思います。

前日までの準備は?

シェアハウスの見学は決して当日だけやれば良い訳ではありません。
実は前日までの準備が結構大切です!

・掃除はしっかりと!

お部屋の掃除は基本中の基本です。
退去後に清掃は行っていると思いますが、見学前には再度清掃を行っておきましょう。

テーブルの上はもちろんですが、収納家具の引き出しの中や棚板の上などもしっかりやっておくことをお勧めします。

見学の時に机の上に埃がたまっているようなお部屋には入居したいとは思いませんよね。

私は部屋の清掃にはこだわっています。
特に高い場所にある荷物置き場や、照明器具の傘の部分、窓枠など、結構細かいところまで掃除をします。

・部屋を印象づける演出「ステージング」とは?

あなたはステージングという言葉をご存知でしょうか。
簡単に言うと、そのお部屋での生活がイメージできるようにする空間演出です。

私のシェアハウスの個室はテーブルや椅子、鏡、ベッドは備え付けてありますが、それだけだと入居後どんな生活ができるのか、今一つイメージが湧きません。
そこでお部屋での生活を印象付けるように飾りつけなどを行ってあげます。

ステージングを行うことでその物件のインパクトが強く残るため、決めてもらいやすくなります。

ただし、あまり生活感を出してしまうとマイナスになることもありますので、その辺りはセンスを持ってやってみましょう♪

当日の流れはどんな感じで行うのか?

・見学の流れ

私は見学者さんとは直接シェアハウスで待ち合わせを行っています。

最初は駅の改札で待ち合わせをしたのですが、ドタキャンされることも多々ありますので、現地待ち合わせのほうが良いと思います。

私の見学の流れは以下のような感じです。

・自己紹介と簡単なヒアリング
・共用部の紹介と案内
・個室の案内
・設備の説明
・ゴミ出しなどルールの説明
・費用の説明
・質疑応答
・まとめとクロージング

こんな感じでやっていくと良いと思います。

・ヒアリングのポイントは?

最初のヒアリングは結構重要ですね!

ヒアリングと言っても細かい質問というよりかは出身地や出身校、仕事の業種と勤務先の最寄り駅、趣味などを聞きながら共通項などを見つけたりもします。

これは見学者さんの緊張を解く役目もあります。

私ごとで恐縮ですが、私はディズニーオタクなので、見学者さんがディズニーだと結構打ち解けちゃいますね(^^♪

また、仕事の業種も色々な話に繋げていきやすいですね。
特に相手の生活スタイルやパターンを理解する上でも重要です。

ヒアリングの延長になりますが、見学時には同時にある程度の入居審査も行うようにしましょう。

大事なことは、シェアハウスに入りたい理由を必ず聞くことです。
上京して就職をするためなら長期入居が望めますね。

また、研修期間だけ入りたいという人もいました。この場合はあまり長い入居は望めません。

ただ、シェアハウスを気にってくれれば長く入居してくれるかもしれませんよね。
実際私のシェアハウスでは、当初2か月の予定が結局6か月いてくれました!

また、親元と連絡が取れるかなども聞いておくべきところです。

見学の際にできるだけ多くの情報を入手しておけば、申し込みが入った後改めて審査のために一からヒアリングする必要はなくなりますので、参考にしてください。

・諸費用をしっかりと伝える

シェアハウスにはいりたいという人が一番気にするのが費用です。
ですから、見学者から費用の事を言ってもらうよりも、こちらから言ってあげたほうが見学者も安心しますよね。

一通りの見学が終わったら、費用については必ず伝えましょう。

費用は大きく3つです

1.初期費用

最初に頂く家賃と共益費、そして事務手数料や保険料などです。

特に事務手数料などは頂くつもりであればしっかりと伝えておきましょう。
私は事務手数料は頂いていません。その分ライバル物件より初期費用を抑えています。

家財保険は必須で加入してもらいましょう。
少額短期保険がいくつかの保険会社から出ているので、確認しておくと良いです。

また、もしあなたが法人を設立しているなら、法人で一括契約するという方法もあります。
法人で契約すると入居者には負担がありませんので、初期費用が抑えられるので大変喜ばれます!

2.ランニングコスト

毎月かかる家賃や共益費、それと単発でかかる費用も教えてあげましょう。
例えば、私のシェアハウスでは乾燥機は90分100円頂いています。
共用の自転車なども費用を頂くのであれば説明しておきましょう。

3.保証金(デポジット)

保証金は初期費用とも言えますが、原則は退去時に返却するものですので敢えて分けて説明したほうが良いと思います。
例えば退去時に半分は償却し、半分は返却するのであればその点はしっかり伝えましょう。
また、何のために償却するのかも説明してあげると親切ですね。

・最後のプッシュ「クロージング」

見学が終了して、もしこの見学者に入ってもらいたいなと思ったら、最後に必ずクロージングをかけましょう♪
やはり最後はオーナーの気持ちを伝えることは大切です。

ここははっきり意思表示をしても良いところです。
「是非このシェアハウスで素敵な生活をおくりましょう!応援しますよ!」くらいは言いたいですね(^^♪

見学の後で大事なことは?

見学が終了したら、その日のうちにお礼のメールを出しましょう。
あなたの気持ちを最後までしっかりと伝えることが大切です。
ちょっとしたことですが、こういう所もライバル物件との差別化につながると思います。

まとめ

今回はシェアハウスの見学案内について書いてみました。

見学当日までにしっかりとお部屋の清掃を行い、
自分の物件がインパクトの残るものにするためにステージングを行ってみることをお勧めします。

見学当日は、案内する部分を忘れることが内容、順を追って説明しましょう。
見学順リストを作成しておくのも良いと思います。

また、見学者の情報を入手できるよう色々ヒアリングもしていきましょう。
ヒアリングは審査の一環でもあります。

もちろん基本は入居頂きたいと思いますが、中には残念は人もいることは事実なので、
ヒアリングは大事です。

見学者が一番気にする費用については、こちらから伝えてあげることが良いと思います。
費用を明確にすることで安心感に繋がります。

見学の最後は「クロージング」を忘れずに♪

そして、見学者への感謝の気持ちをもってお礼のメールは出しましょう。

見学は、初めてあなたが見学者と会うシーンです。

私は「一期一会」を大切にしています。

折角自分の物件に興味を持っていただき、足を運んで頂けたのですから、見学者の方が喜んで頂けるようしっかりと案内することが見学者の心をつかむと思っています。

是非、自分のシェアハウスについて、自分で自信を持って見学を行ってみましょう!